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東京バレエ団が「くるみ割り人形」公演-創立50周年記念の一環で

©Shinji Hosono

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 目黒に本部を置く東京バレエ団(目黒区目黒4)が12月19日~21日、創立50周年記念プロジェクトの一環で「くるみ割り人形」の公演を東京文化会館(台東区上野公園5)で行う。

「くるみ割り人形」公演写真 ©Kiyonori Hasegawa

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 昨年12月の「ザ・カブキ」を皮切りに、「ロミオとジュリエット」(2月)、ゲストを招いて行った「創立50周年祝祭ガラ」(8月)、「第九交響曲」(11月)などをラインアップ。5月には欧州公演も行い、残す公演は3作品となった。

 東京バレエ団は1964(昭和39)年の創立より一貫して、古典の全幕作品から現代振り付け家の名作まで幅広いレパートリーを誇り、国内だけでなく世界30カ国で海外公演を行っている。パリ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場などにも出演。

 一方で地元密着型のイベントも展開。昨年8月には同団が中心となり、子どもたちが実際にバレエを体感できるイベント「めぐろ子どもバレエ祭り」を開催。8月には「めぐろバレエ祭り」として体験イベント、レクチャー、公演を行い、子どもだけでなく大人も参加できるようにした。

 19日からの「くるみ割り人形」、「眠れる森の美女」(2月)、「ジゼル」(3月)の3作品では、同団体のアーティスティック・アドバイザーに就任した世界的バレエ・スター、ウラジーミル・マラーホフさんが指導を行う。昨年の同プロジェクト発表会見でマラーホフさんは「東京バレエ団創立50周年の年は、東京バレエ団との関係が始まって20周年の年でもある。今回このような機会を頂き大変光栄。バレエ団の質を高め、新たな才能を発掘し、より多くのお客さまにバレエを見ていただけるようベストを尽くす」とコメントしている。

 くるみ割り人形の開演は、19日=19時、20日・21日=14時。入場料などはホームページで確認できる。

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