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目黒川で花見クルーズ、八重桜見頃に 今年2万人以上を動員

桜の花びらが水面に折り重なってできる花いかだ

桜の花びらが水面に折り重なってできる花いかだ

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 目黒川の桜を船上から見物する「目黒川お花見クルージング」がソメイヨシノの最盛期を過ぎ、八重桜の最盛期を迎えている。運営はジール(港区)。

夜桜便は船からライトで桜をライトアップしながら運航

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 運航コースは、天王洲のヤマツピア船着き場を出港し目黒川を遡上(そじょう)、目黒雅叙園付近で折り返し、往復約70分のコースとなる。

 同社社長の平野拓身さんは「今年は開花が早く3月23日のクルーズ開始初日から、五分咲きの桜を楽しんでいただいた。4月初旬になるとソメイヨシノは最盛期を過ぎるが、散った花びらが水面に広がる花筏(はないかだ)や、花びらが水面で丸い手まりのようになった花手まりを楽しんでいただける。八重桜については4月下旬まで楽しんでいただける」と話す。

1便の乗船定員は約40人。1日約千人が乗船するという。小雨の場合は運航し、夜桜クルーズでは船から桜をライトアップして鑑賞できるようにする。

 平野さんは「10年前は目黒川の花見クルーズは存在していなかった。個人的に花見を兼ねて目黒川を船で探検遡上(そじょう)してみて『あ、これはいける』と思ったのがきっかけ。今では10社ほどの業者が目黒川の花見クルーズを実施しており、今年は弊社だけでも約2万人が花見クルーズの参加を見込んでいる」と話す。

 平野さんは、最近問題になっている水上バイクによる暴走行為撲滅を行政に働きかけ、その働きかけの様子がテレビ番組で放送。それを見た警視庁が目黒川の水上バイクでの暴走行為を50人体制で取り締まることにつながったという。

 乗船料金は、早期予約=大人3,900円・子ども2,900円、当日申し込み=大人4,500円、子ども4,000円。4月15日まで。

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