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中目黒に酒店「伊勢五本店」 300年続く老舗、角打ちスペースも

9代目店主の篠田俊志さん(左)とスタッフ

9代目店主の篠田俊志さん(左)とスタッフ

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 中目黒に11月5日、酒店「伊勢五本店」(目黒区青葉台1、TEL 03-5784-4584)がオープンした。

立ち飲みのスタイルで酒を楽しめる

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 1706年創業で300年以上続く老舗酒店として文京区に本店を構える同店。新地開拓とワインの普及を目指し、中目黒に新店をオープンさせた。約300種の日本酒と焼酎のほか、スロバキアや南アフリカなどニューワールドのワイン、小布施市産の小布施ワイナリーや東卸市産のリュードヴァンなどの国産ワイン約100種を取り扱う。

 9代目店主の篠田俊志さんは「今はフランスやイタリアのほかにも良いワインがたくさんある。値段も手ごろなので、ぜひ味わってほしい」と話す。国産ワインに関しては「今は国内でも有名なブドウ種のワインもたくさん作られている。作り手の熱意やそのワインの背景などもお客さまに伝えていきたい」とも。

 店内には角打ちスペースを設け、来店客が気軽に酒を立ち飲みすることもできる。「酒屋なので低価格で提供できる。いろいろなお酒の話をしながら酒を飲み比べることもできる。気軽に利用してもらいたい」と篠田さん。日本酒、焼酎、ワインなど1杯400円から販売する。軽食メニューは、「へしこと山くらげのポテトサラダ」(350円)、「トロトロ豚軟骨のオレンジ煮」(500円)などそろえる。

 篠田さんは「日本酒、ワインなど手に入りにくい物も取り扱っている。客のお気に入りの一本を見付ける手伝いをしたいので、来店時は気軽にスタッフに声をかけてほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~21時。角打ちは15時から。火曜定休。

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