見る・遊ぶ

中目黒の美術館が日本画展覧会-「和のこころ」展

那波多目功一さんの作品「寂」

那波多目功一さんの作品「寂」

  • 0

  •  

 中目黒近くに郷さくら美術館(目黒区上目黒1、TEL 03-3496-1771)が現在、「和のこころ」展を開催している。

竹内浩一さんの作品「戯画游」

[広告]

 同展は、日本人であれば誰もが知っているという日本的な題材、伝統、歴史をモチーフとし、一富士二鷹や松竹梅など日本人が自然と持つ主題を扱った約30作品を展示。中でも、那波多目功一さんは日本画の公募展覧会、院展でも受賞歴をもつ現代日本画家。那波多目さんの作品「寂」は建仁寺垣という竹垣の間から咲いた牡丹がのぞく作品であり、今展覧会の目玉作品のひとつである。ほかにも「戯画游」(竹内浩一)、「遊鯉図」(平松礼二)など現代画家の作品が並ぶ。また、約1600年前から使用され、平安時代の仏画にも使用されていたという「岩絵具」を使った作品なども展示されている。

 館長の石井さんは「日本人にとってなじみ深く感じる作品を多く扱っている。年末年始を挟むことからも、日本人というものを振り返ってみるのも良い機会なのではないか」と話す。

 同美術館は2006年に福島県郡山市に開館し、2012年3月に東京館を目黒にオープン。日本画を多く扱う専門美術館である。石井さんは、「都内の桜名所の中で場所を探していたところ、目黒川の桜並木に魅せられ、ここ目黒に東京館をオープンさせたいと思った」と。同館のコレクションは主に昭和生まれの現代日本画家の作品が中心で、同時代に生き、創作環境に恵まれない作家を応援する思いがあるという。

 「作品と向き合う一人一人の経験、想像力などによって、絵画には描かれていない、見えないストーリーを読み解いてほしい」と石井さんは話す。

 開館時間は10時~18時。月曜、火曜休館。12月25日~1月6日までは休館。入場料は一般=500円、シニア(70歳以上)=400円、大学生・高校生=300円、中学生=100円、小学生=無料。3月1日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース