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中目黒で鳥取の工芸品・食べ歩きイベント 民芸運動家・吉田璋也デザインのナイフなど

今年も持ってきました小さな鳥取「co-tori」

今年も持ってきました小さな鳥取「co-tori」

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 鳥取県の工芸品や食材を紹介するイベント「co-tori(コトリ)」が2月27日から、中目黒で開催される。主催は「SML(エス エム エル)」(目黒区青葉台1)。

浦富海岸と窯元の遊び心から生まれた牧谷窯

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 「今年も持ってきました小さな鳥取」をコンセプトに今回で5回目の開催となる同イベント。鳥取の工芸品を紹介する「TOTTORI craft」展や、鳥取の日本酒や食材を楽しめる飲み食べ歩きイベント「co-tori BAL」などを行う。

 セレクトショップ「エスエムエル」は「TOTTORI craft」展を開き、鳥取の陶器、和紙、型染め、鋼など工芸品を取り扱う。陶器は牧谷窯、福光焼、中井窯、延興寺窯、山根窯の5つの窯元の皿や酒器などそろえる。ほかに1000年以上続く因州和紙の伝統を受け継いだ因州製紙や型染め作家の山口邦子さんの作品、民芸運動家吉田璋也(しょうや)デザインのナイフなどを取り扱う。

 同店店主の宇野昇平さんは「各窯元とも生産量が少なく、5つの窯元の作品が一度に並ぶ様は都内ではなかなか見られないものを置いている。鳥取は民芸運動の影響が色濃かった地域でもあり、民芸運動を支えた吉田璋也の存在により、山陰の中でもとりわけ工芸の興隆した場所でもある」と話す。

 鳥取の日本酒や食材を楽しめるイベント「co-tori BAL」は、中目黒の「SOAKS」「nakameguro薫製apartment」「Cafe RED BOOK」「stove」「バール・デルソーレ」「マルメ」の6店舗で鳥取の日本酒を提供する。食材は鳥取和牛の「オレイン55(ゴーゴー)」を使い、各店オリジナルの料理などを準備。同イベントはスタンプラリー形式で、各店のスタンプを3店舗以上集めると、鳥取にまつわる賞品が当たるキャンペーンに応募できる。

 宇野さんは「鳥取の焼き物や日本酒など、東京ではなかなか手に入らないものが多い。この機会にぜひ触れてみてほしい」と話す。「ぜひ鳥取の良さを感じてもらい、鳥取県にも足を運んでみてほしい」とも。

 「TOTTORI craft」展は3月6日まで。中目黒飲み歩きのイベント「co-tori BAL」は3月2日・3日の18時~23時(受け付けは21時まで)。

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