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目黒通りにコーヒー店「神乃珈琲」 焙煎工場と研究施設併設

珈琲を入れるスタッフ。後方は焙煎工場

珈琲を入れるスタッフ。後方は焙煎工場

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 目黒通りに9月9日、コーヒーの焙煎(ばいせん)工場や研究施設を併設したカフェ「factory&labo神乃(かんの)珈琲」(目黒区中央町1、TEL 03-6451-2823)がオープンした。運営はプレミアムコーヒー&ティー(渋谷区)。

2階店内の様子

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 店舗面積は1階・2階合わせて約108坪、席数は、1階=27席、2階=43席。同社はドトール・日レスHD(渋谷区)のグループ企業で、同店は「日本人の味覚に合った珈琲を追求し、日本から世界に向けて発信」をコンセプトとし、「生豆の直接買い付け、直輸入」「焙煎・製造」「研究・開発」「コーヒー文化の啓発」「販売&イートイン」など焙煎工場や研究施設を備えた店舗となる。

 世界のコーヒー豆生産地まで足を運び、直接交渉して輸入した豆を店内の工場で自家焙煎し提供する。ほかにラボ(研究施設)も設け、コーヒーの品質を見る「カッピング」や繊細な「ブレンディング」など行う。

 社長の菅野眞博さんは「地域、農園、味など豆の素材にこだわり、焙煎に関してもじか火式焙煎と半熱風でこだわっている。われわれが目指すのはスペシャルティコーヒー。おいしいコーヒーを飲んで楽しんでいただければ」と話す。

 メニューのブレンドコーヒーはローストナッツのような風味で甘み、酸味、苦みのバランスが楽しめる「神乃ブレンド 壱~バランス~」、フルーティーで爽やかなブレンドの「神乃ブレンド 弐~香~」、コクがあり深い甘みを感じる「神乃ブレンド 参~コク~」(以上500円)などを提供する。1種の豆で作られた「シングルオリジナル」はマスカットなど果実感やキンモクセイのような香りがする「エチオピア イルガチェフェ」(600円)、ブラックティーのような香りに華やかな風味が特徴の「グアテマラ ゲイシャ」(800円)などそろえる。ほかに、焙煎した豆の販売も行う。「神乃ブレンド 壱~バランス~」(100グラム=500円)、「マンデリン」(同=600円)などをそろえる。

 菅野さんは「工場やラボなどが併設されているので非日常的な空間。焙煎している工場を見ながら、おいしいコーヒーが飲める。地域の方に愛される店にしていきたい」とも。

 営業時間は8時~20時。

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