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目黒シネマで日本アカデミー賞受賞作品上映 周防監督、竹中直人さんトークイベントも

「Shall we ダンス?」©1995 KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ 日販

「Shall we ダンス?」©1995 KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ 日販

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 目黒シネマ(品川区上大崎2、TEL 03-3491-2557)で3月11日から、「1週間上映『目黒シネマ名作チョイスVol.17 周防正行監督特集』35mmフィルム上映」が行われる。

「シコふんじゃった」(1992)

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 上映作品は「シコふんじゃった。」「Shall we ダンス?」の2作品が上映される。初日の上映終了後は周防正行監督と両作品に出演している俳優の竹中直人さんのトークイベントが行われる。

 同館では昨年、竹中直人監督の長編映画7作品を上映するなど、「竹中直人監督特集」を開催し、トークイベントも行うなど好評だったため、竹中さんが出演している作品として今回の上映会を企画した。今後は「俳優★竹中直人特集」の開催も予定しているという。

 同館支配人の宮久保伸夫さんは「トークイベントでは両作品で日本アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞・脚本賞を受賞した周防正行監督と、両作品で最優秀助演男優賞を受賞した竹中直人さんのお二人からどのような話が飛び出すか楽しみ。質問できるコーナーも設けているので、ぜひ作品をご覧になって質問や感想をお二人へしていただきたい」と話す。

 「シコふんじゃった。」は第16回日本アカデミー賞最優秀賞5部門を受賞。「Shall we ダンス?」は第20回日本アカデミー賞13部門の史上最多の受賞数を獲得するなど当時の映画賞を席巻した傑作。

 宮久保さんは「テレビでしか見たことがない若い世代にも、公開当時映画賞を席巻した名作をスクリーンで楽しんでいただきたい。フィルム上映ができる映画館が少なくなってきた今、映画史を支えてきたフィルムの魅力を伝えたい。フィルムは色が少し変化したり、キズができたり、人と同じように年月を重ねて歳を取る。しかし素晴らしい作品はその風合いがとてもいとおしくさえ感じられる。公開当時の空気を感じさせてくれるフィルムを使っての上映は貴重なのでこの機会を逃さず楽しんでほしい」と話す。

 上映は17日まで。入場料は、一般=1,500円、学生=1,200円、シニア=900円。当日券のみ。

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