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中目黒にドイツビールと料理の「シュマッツ」旗艦店 初のスタンティングエリアも

目黒川からも近い場所に位置する店舗の外観

目黒川からも近い場所に位置する店舗の外観

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 ドイツビールと料理のカジュアルビアダイニング「シュマッツ・ビア・ダイニング中目黒店」(目黒区上目黒1、TEL 03-6412-8770)が3月22日、中目黒駅近くにグランドオープンした。経営はカイザーキッチン(同)。

提供するフードやビール

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 ドイツ出身のクリストファー・アックスさんとマーク・リュッテンさんが、ドイツのビールと「若い世代が好きな」ドイツ料理を提供したいとフードトラックとして始まった同店。2015年にビア・ダイニングの1号店を赤坂に出店して以降、吉祥寺や渋谷など都心を中心に13店舗を出店してきた。「シュマッツ」は、ドイツ人が「幸せの音」を表現するときに使う擬音だという。

 フードトラックを始めた場所が中目黒であることやアックスさんとリュッテンさんが近くに住んでいることから、フラッグシップと位置付ける中目黒店。店舗面積はキッチンなどを含め1~2階の2フロア計52.7坪。席数は1階=59席、2階=45席。1階のファサードは開放することができ、1人でも利用しやすいように初めてスタンディングエリアを設けた。2階にはオープンキッチンのカウンターや目黒川を見下ろせるカウンター、ソファ席などを用意する。

 同店のビールは、原料は麦芽・ホップ・水・酵母のみというドイツの食品条例「ビール純粋令」に基づき、東京近郊の小規模ブルワリーで醸造したビールを「生」で提供。常時8種類(650円~850円)をラインアップ。そのほか、ビアカクテル(700円)、ハイボール(450円または600円)、ソフトドリンク(450円)なども提供する。

 フードは、ジャーマンポテト(500円)やサラミや自家製サワークラウトなどの盛り合わせで生ハムの下に置くクラッカーを木づちで割りながら食べる「シャリュキュトリボード」(1,580円)、ザワークラウトで作る自家製タルタルソースをかける「ジャーマンタルタルからあげ」(680円)、トマトソースとチーズをかけるドイツのポークカツレツ「シュニッツェル」(1,380円)、ソーセージ(1本600円~)などをそろえる。客単価は、ランチ=1,200円ほど、ディナー=3,500円ほどを見込む。

 オープン記念として、元テニスプレーヤーの伊達公子さんがプロデュースするベーカリー「FRAU KRUMM(フラウクルム)」(渋谷区)とコラボし、ビーツのペーストを練り込んだピンク色のプレッツェル(500円~)を用意。併せて、ハーブ「ローゼル」が入ったリキュール「アフロディーテ」を加えたピンク色のビアカクテル(700円~、価格は全て税別。)を限定提供する。4月7日まで。

 営業時間は11時30分~23時(ランチは、平日=17時まで、金曜・土曜・日曜・祝日=15時まで)。

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