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下目黒・五百羅漢寺でトークイベント-葛飾北斎が描いた「さざえ堂」の話も

五百羅漢寺の305体の羅漢像

五百羅漢寺の305体の羅漢像

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 下目黒の五百羅漢寺(目黒区下目黒3)で2月14日、第3回街かどトーク「奇跡の寺院・・・五百羅漢寺(ごひゃくらかんじ)」が開催される。主催は日本建築家協会。

前回の「街かどトーク『武器としての弓矢から現代弓道までの変化』」の様子

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 目黒の文化や歴史、建物について毎回ゲスト講師を招き行われる同イベントは今回で3回目。当日は、五百羅漢寺住職の佐山拓郎さん、学芸員の堀研心さんを講師に招く。東京都重要文化財に指定されている305体の羅漢像や仏像の歴史、「らかんさん」「さざえ堂」の話などを予定する。

 広報担当の伊藤正さんは「羅漢寺の成り立ちや建物の話も楽しめる。『さざえ堂』の二重らせん構造はレオナルド・ダビンチの設計とも一説には伝えられている。建築家協会ならではの視点で建築や歴史にスポットを当てた話も楽しめる」と話す。

 同寺院は江戸の地誌「江戸名所図会」や歌川広重、葛飾北斎の浮世絵にも描かれるなど名所として知られており、時代を経た歴史・文化をうかがうことができる。

 伊藤さんは「身近にこれだけのお寺があり、建築物が世界中でいろんなところでつながっているなど、興味を持っていただければ」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は18時~20時。参加料500円。

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