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中目黒の書店でホラー小説企画 ホラー作家の推薦作品も

ホラーコーナーの様子

ホラーコーナーの様子

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 中目黒の書店「中目黒ブックセンター」(目黒区上目黒3、TEL 03-3792-1212)で8月1日、ホラー小説を集めた「ホラーまつり2015夏」フェアが行われている。

しめ縄と紙垂(しで)で演出

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 同フェアは今年で3回目となり、ホラー小説42作品が並ぶ。書店員や出版関係者ほか、ホラー作家の小田イ輔(いすけ)さん、黒木あるじさんや、さまざまなジャンルの作家が「怖いと思った作品」を推薦している。

 ほかにも、ミステリーやエッセーなどさまざまな「怖い」をテーマに取り扱う。中には腰痛を描いたエッセー「腰痛放浪記 椅子がこわい」(夏樹静子/新潮文庫)や、自然の恐怖を描いた作品「八甲田山死の彷徨」(新田次郎/新潮文庫)なども並ぶ。

 企画した店員の佐藤亜希子さんは「ホラーまつりとうたってはいるが、なかなか買いにくいジャンルの本でもあるので、敷居を低くし、初めての方にも楽しんでもらえるよう工夫をしている」と話す。

 開催当初は書店員からの推薦作品を並べたが、今回は出版関係者などにも声を掛け、推薦作品の約半分は作家からの推薦。推薦者の作品は同店の別コーナーで紹介している。

 佐藤さんは「写真や映像だと、怖さを問答無用に伝えてしまうが、文字だけの表現は、自分の頭の中で怖い範囲を決めて楽しめる。文字だけで楽しむ『怖さ』をぜひ味わってほしい。文学作品としてもぜひ楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。

 営業時間は、11時~23時。9月30日まで。

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