目黒本町に10月7日、焼き菓子店「しぜん堂」(目黒区目黒本町4)がオープンした。
自然の食材にこだわった焼き菓子、スコーンやマフィンを約10種類ほど取りそろえる同店。商品は有機野菜を中心に旬な食材を使い、週ごとに変えていく。経営は革製品を企画製造している自然堂で、店主の虻川卓也さんはもともと馬具職人。現在はかばんなどの革製品を企業から受注生産している。革製品を手掛ける同社は衣食住と「遊」をテーマとしている。遊は革製品。衣食住の食として焼き菓子の販売を始めた。
虻川さんは「『衣食住と遊』をテーマとし、天然素材を使った焼き菓子や『冷えとり』靴下など販売している。これから衣食住、遊に関連した商品をどんどん増やしていきたい」と意気込む。
焼き菓子は「黒糖くるみゴロゴロ!」「有機かぼちゃゴロゴロ!」「有機バナナたっぷり!」「手前みそ」「きなこホワイト」(以上350円)、「80%全粒スコーン」(250円)など約10種類。天然素材にこだわった「冷えとり」靴下も扱う。
「来年の春には革の雑貨と合わせた焼き菓子を開発している。お客さまには『衣食住、遊』のストーリーを味わっていただければ」とも。
営業時間は12時~18時。木曜・金曜・土曜のみ営業。