東京急行電鉄(渋谷区)と東京メトロ(台東区)が共同開発する新施設「中目黒高架下」が11月22日、オープンした。
東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺の高架下空間を約700メートルの直線にわたり開発する事業の一環。22日は開業セレモニーが行われ、東急東横線中目黒駅長の中山昌明さんや全28店舗の代表者がテープカットを行った。
セレモニーで中山駅長は「当施設は耐震補強工事に伴い、空間を有効活用し、地域の皆さまに喜んでいただけるよう開発を進めてきた。コンセプトは『シェア』。各店舗の業態や営業時間は違うが、支え合いながら、空間をシェアし、多くの皆さまに愛されるよう力を合わせて協力していきたい」とあいさつした。
中目黒蔦屋書店店長の中西健次さんは「中目黒は、若者なら誰もが憧れる街で、新しい文化の発信地でありながら、少し親近感があり、気取らずに歩け、一度関わると自分の街と呼びたくなる街。先輩方である地域商店街の皆さまと連携しながら、地域の皆さまとすてきな時間と空間をシェアしていきたい」と話す。
テナントは、コンテンポラリーフード&リカー「PAVILION(パビリオン)」、オールデイダイニング「GOOD BARBEQUE(グッドバーベキュー)」、フレンチトーストを提供する「LONCAFE STAND NAKAMEGURO」、アパレル・雑貨「MHL. (エイチエムエル)」、書籍・雑貨・カフェ「中目黒 蔦屋書店」、ベーカリーカフェ「THE CITY BAKERY」、ワイン&チーズ専門店「ヴィノスやまざき」、カレー専門店「井上チンパンジー」、おでん「鶏だしおでん さもん」、うどん居酒屋「二○加屋長介(ニカワヤチョウスケ)」、立食い焼肉「治郎丸」、のどぐろ・牡蠣・日本酒バル「NODOGUROYA KAKIEMON」など全28店舗。