「中目黒高架下」に11月22日、「NODOGUROYA KAKIEMON(ノドグロヤ カキエモン)」(目黒区上目黒3、TEL03-6712-2077)がオープンした。経営はMUGEN(同区)
宮城県産のカキや島根県産のノドグロ、カキに合ったこだわりの日本酒を立ち飲みスタイルで提供する。店舗面積は17坪。客自身が注げる日本酒サーバーなども設置している。
店長の伊東珠里(じゅり)さんは「宮城県は国内外の多くの地域に『種カキ』を提供している。そんな『カキの故郷』でもある宮城のカキは本当においしく、港によっても味が異なる。直接生産者から仕入れているため、さまざまな宮城のカキが楽しめる」と自信を見せる。
メニューは、宮城県内の産地別に食べ比べできる「宮城牡蠣比べ(3種)」(880円)、身がしっかりしていて甘みがあるという「唐桑(からくわ)もまれ牡蠣フライ」(380円)、脂の乗ったノドグロをあぶり、赤酢を使った「のどぐろ棒鮨」(280円=1貫)、アラを使った「のどぐろの潮汁」(180円)、「のどぐろの煮付け」(1,380円)など提供する。
同高架下施設内に開店した系列店舗の立ち食い焼き肉店「治郎丸」は、同店と隣接しており、A4ランク以上の銘柄牛肉は一切れからの注文に対応する。店内に設置した小窓からは肉の提供も受けられる。
伊東さんは「ノドグロは高級魚というイメージがあるが、当店は手ごろな価格で提供している。ノドグロとカキを毎日のように仕事の帰りがけに楽しんでもらいたい。距離感の近い立ち飲みスタイルのため、常連さんが集まる店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は17時~25時。年内は火曜定休。