目黒雅叙園(目黒区下目黒1、TEL03-5434-3140)の「百年階段」で現在、龍馬没後150年を記念した高知県坂本龍馬記念館巡回展「土佐からきたぜよ!坂本龍馬展」が開催されている。
漁樵の間 龍馬の名言「脱藩!ニッポンを洗濯したい」ホテル雅叙園東京「百段階段」で「土佐からきたぜよ!坂本龍馬展」
高知県立坂本龍馬記念館は新館建設と既存館全面リニューアルのため、来春のグランドオープンまで1年間休館となる。この期間中、初の全国巡回展を開催。東京開催にあたり、記念館とかねてから親交の深いソフトバンクグループの孫正義社長協力の下、未公開の手紙など約70点の資料を公開している。
「龍馬は『大局を捉え事を成す』お手本で逆算思考の事業家。私は龍馬に刺激を受け事業家になろうと思った。龍馬の成し遂げた明治維新に並ぶ情報革命を起こし、世界中の人々に幸せをもたらしたい」と孫社長。ソフトバンクのロゴマークは海援隊の隊旗がモチーフとなっている。
東京都指定有形文化財「百段階段」、「十畝の間」では龍馬が慕っていた姉・乙女(とめ)が使っていた帯も展示。龍馬が暗殺された「近江屋事件」を「北辰一刀流・玄武館」監修により障子に推察再現したシルエット映像も用意する。
通常、写真撮影禁止の「百段階段」が全時間帯写真撮影が可能。開催時間10時~18時。入場料は、一般=1,500円(前売り1,200円、館内前売り1,000円)、学生=800円。6月25日まで。