仏教や日本の文化を体験できるイベント「寺社フェス向源(こうげん)2019」が5月4日・5日の2日間、目黒区内の寺などで開催される。
今に伝わる多様な文化の根底にある本質に触れてもらうことを目的として2011年から始まり、今年で9年目を迎える同イベント。会場は五百羅漢寺、羅漢会館、蟠龍寺(以上、目黒区下目黒3)の3会場になる。
今に伝わる多様な文化の根底にある本質に触れてもらうことを目的として2011年から始まり、今年で9年目を迎える同イベント。会場は五百羅漢寺、羅漢会館、蟠龍寺(以上、目黒区下目黒3)の3会場になる。
4日は、約400年の歴史を誇る無形文化財「田宮流居合」を体験する「居合道体験」、往時の戦国武将も夢中になった、お茶を複数飲んで銘柄を当てる、いわば利き酒のお茶版である「闘茶会」、「『死ぬ』から『生きる』を学ぶ」をテーマに、自分が本心から大切にしているものを探す体験型プログラム「死の体験旅行」を予定。
翌5日は、能楽囃子(はやし)大倉流大鼓奏者の大倉正之助さん、コントラバス奏者で音楽家の松永誠剛さんによるスペシャルライブを開催。併せて、木曽ヒノキ本来の、造形を損なうことなく彫られた仏像「円空仏」を手彫りで彫刻する体験型コンテンツ「本堂で円空仏像彫刻!~手のひらの念持仏~」、会場寺院の参拝ツアーとバーチャルろくろ体験をセットにした「DEEP蟠龍寺~辨才天とバーチャルろくろ」を行うほか、友光雅臣向源代表と五百羅漢寺の無垢品上人が、漫画「ナヴァグラハ」の原作を務める声優の小野大輔さん、近藤孝行さんを迎えトークを繰り広げる。
蟠龍寺スタジオ前では両日10時~17時30分、スペシャルティコーヒー、ローストビーフ、おでんをケータリング販売する。境内テントエリアで無料ワークショップがあるほか、有料コンテンツについては当日券を販売する。