ブリオッシュの専門店「L‘ATELIER de LIEN(ラトリエ・ドゥ・リアン)」(目黒区青葉台3、TEL 03-6455-1152)が5月30日、中目黒から徒歩15分の場所にオープンした。経営はリアン。
店舗面積は16坪で、イートインスペースは無くテークアウトのみの同店。オープンキッチンとカウンターで客との対話を大切にしてきたレストランの雰囲気を生かしつつ、厨房の中に販売スペースがあるようなショップの造りにした。
主力商品は「ブリオッシュ」(410円)。池尻大橋のフレンチ「リアン」オープン時から提供している定番のパン。香りの強い北海道産の小麦粉に合わせ、バターも北海道から仕入れて作るブリオッシュで、プレーンタイプと甘さを加えたシュクルタイプがある。
「フォアグラアイススティック」(1本378円)は、低温調理したフォアグラに細かく砕いたクルミ、アーモンド、砂糖をキャラメルにしてまぶしたもの。ワインに合わせるアペタイザーにもなる。「パウンドケーキ」(248円は、ブリオッシュを粉砕し自家製小麦粉を使って焼き上げたレーズン入りパウンドケーキ。
オーナーシェフの上原浩一さんは「レストランで評価を得ていたブリオッシュを、料理の善し悪しが分かる人たちが集まっている地域で出店したかった。今の時代、駅近でなくとも、良い商品を提供できれば、わざわざ歩いて来る場所でも十分勝負はできる」と自信を見せる。今後は「ラトリエ・ドゥ・リアン内の厨房をセントラルキッチンとして活用した商品開発なども進めていき、リアンの世界観を生かしたケータリングなどの展開も予定している」という。
営業時間は11時~20時。月曜定休。