上海ガニをきれいに、おいしく食べる方法をレクチャーするイベント「上海ガニ食べ方体験イベント」が10月20日、中目黒「香約」(目黒区青葉台1、TEL 03-6416-9578)で行われた。
10月~12月が旬の上海ガニは体長10センチほどの淡水ガニ。正式名称はチュウゴクモクズガニで、中国では「大閘蟹(ダージャーシエ)」と呼ばれている。
イベントでは香約のオーナー馮文祥さんが、参加者に上海ガニの食べ方を丁寧に教えた。
この日提供された料理は、蒸し上海ガニ、酔っ払いガニ、大正エビと上海ガニみそ炒め、季節の野菜と上海ガニみそがけ、上海ガニ肉入りのスープそばの5品。3年、5年、10年の紹興酒の飲み比べセットも付いた。
蒸し上海ガニはどのようにさばいて、どこを食べて、どこを食べないのかが分かりにくい。初心者のために、雄、雌の見分け方、器具の使い方、はさみの入れ方など、約1時間半、料理を食べながらの講義に参加者は耳を傾けた。
参加者からは「上海ガニのおいしい食べ方を学べて良かった。これで、お店でも上品に食べることができると思う」と話す。
香約では、「上海ガニの蒸し物」(Lサイズ3,800円~)、「珍味 上海ガニの老酒(ラオチュー)漬け」(4,000円)、「上海ガニみそ入り濃厚ふかひれ煮込み」(1人前6,000円)、他5品の上海ガニ料理を期間限定で提供している。
営業時間は11時30分~14時、17時30分~22時。次回の「上海ガニ食べ方体験イベント」は11月30日に行う。開催時間は15時30分~。参加料は6,800円。