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目黒駅近くで「津軽の手仕事展」 日常で使える伝統工芸を

弘前市のねぷた絵

弘前市のねぷた絵

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 「津軽の手仕事展」が現在、「aeru meguro」(品川区上大崎3、TEL 03-6721-9624)で開かれている。運営は「和える」。

「津軽の手仕事展」こぎん刺し各種

 「aeru meguro」は、「先人の知恵を私たちの暮らしの中で生かし、次世代につなぐこと」をコンセプトに、次世代に伝統をつなげる仕組みを創出するため2014(平成26)年7月26日にオープンした。

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 今回の展示は、青森県弘前市クラフトコーディネーターを社長の矢島里佳さんが務めていたことがきっかけで、津軽のことをもっと知ってもらいたいと弘前市と一緒に企画した。

 期間中、弘前市の伝統工芸品である津軽塗、津軽焼、津軽打刃物、こぎん刺しなど、職人が一点一点製作したものを展示販売している。

 津軽塗は1873(明治6)年、ウィーン万国博覧会に漆器を展示することとなった際、その産地を明らかにするため名付けられたといわれている。2017(平成29)年には重要無形文化財(工芸秘術)に指定された。漆芸分野では、石川県の輪島塗に次いで2例目。同展では、津軽塗をスプーン(1,200円~)などのカトラリーを展示販売している。

 こぎん刺しは、厳しい倹約令により綿や絹を身に着けることが許されなかった江戸時代に、津軽の厳しく長い冬を少しでも快適にやり過ごすため、保湿と補強のため麻布に木綿の糸で刺し子を施すようになり生まれた。同展では、くるみボタン(600円~1,200円)、がま口財布(2,090円)、ティッシュ入れ(990円)、しおり(330円~)など、普段の生活に使えるものを多く並べる。

 店長の森恵理佳さんは「青森県が雪国だったらこそ、生まれた工芸品が多い。今回展示している工芸品は、生活に寄り添い、日常的に使えるものを取りそろえているので、たくさん使ってもらえると職人さんも喜ぶ」と話す。「aeru meguroでは、自社ブランド『aeru』を全国の伝統工芸の職人と一緒に『こぼしにくい器』『こぼしにくいコップ』などシリーズ化し、赤ちゃん、子どもに贈りたいものを商品にしているので、気軽に立ち寄って、日本の伝統に触れてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は12時~18時。火曜・水曜定休。12月21日まで。

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