上目黒にあるギャラリー「青山目黒」(目黒区上目黒2、TEL 03-3711-4099)で1月17日から、作品展「ロッテ・ライオン fifth」が開催されている。
オーストリア、ウイーン在住の彫刻家ロッテ・ライオンさんの彫刻作品を紹介する同展。同ギャラリーでの開催は今回で5度目。会場には、高さ約50センチの椅子やサイドテーブルの家具のような高さの彫刻作品など新作7点を展示する。
ギャラリー店主の青山秀樹さんは「今回彼女は立体作品を手がけている。前回の展示会と異なり、ちょうど椅子やサイドテーブルほどのちょっとした家具の様な高さの彫刻作品。空間に親密さと違和感を産み出している。ドローイングは、大きな紙に彫刻のアイデアを展開したものになる。形や高さなど『座れそうだ』など自由に発想してみてほしい。作品対して一人一人の心の内部で発想がおこるものだ。予備知識なくフラットな状態で見てほしい」と話す。
同展はほか2カ所で開いているクリスチアン・フッツィンガー個展「still 3」、クリスチアン・フッツィンガー、ロッテ・ライオン、田口和奈「clk」展との同時開催となる。
青山さんは「毎回さまざまな内容をやっているので、どなたでもゆっくり気軽に楽しんでいただければ」とも。
開催時間は12時~19時。日曜、祝日休廊。入場無料。2月14日まで。