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目黒区美術館で「8×10」写真展-アナログの魅力伝える

当展で使用されたカメラ8×10(エイトバイテン)

当展で使用されたカメラ8×10(エイトバイテン)

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 目黒区美術館区民ギャラリー(目黒区目黒2)で9月10日から、写真展「TOKYO 8×10写真展2014」が開催される。

写真展の様子

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 8×10(エイトバイテン)はカメラ機材の名称で、投影したフィルムのサイズが8インチ×10インチのサイズで、アメリカではスタンダードサイズでブロマイドなどによく使われるが日本ではなじみがないサイズ。このカメラでの色や風合いなどは独特の味が出る。フィルムは1枚1,000円ほどし撮り直しが利かないため1枚撮影するにも緊張感が求められる。

 実行委員の田村政実さんは「当展はもともと、インターネットでカメラの8×10の使用方法など調べていくうちに興味を示すカメラマンが自然に集まりグループができた。フィルムをどうやって入れるかなど基本的な使い方から作品まで、皆で試行錯誤しているうちに参加人数が増え、オフ会と称して写真展を開くようになった」と話す。この催しが2006年にスタート。昨年は24人の写真家が参加したが、今年は35人が作品を出品する。期間中の来場者は1000人ほどを見込む。

 「デジタルの時代だからこそインターネットで知り合い、写真自体はアナログだが、それをデジタル画像にするからこそ、さまざま人がつながれるのでは。アナログとデジタルをうまく活用していきたい」とも。

 開館時間は10時~18時。入場無料。今月15日まで。

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