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中目黒に会員制レザークラフトアトリエ ワークショップでオリジナルの革製品も

小花彩加さん(左)、小花亮介さん(右)

小花彩加さん(左)、小花亮介さん(右)

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 中目黒に会員制レザークラフトアトリエ「アールアトリエ ドゥ トラバイユ中目黒」(目黒区中目黒3、TEL 03-6886-4396)がオープンして1カ月がたった。

店内の様子

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 会員制のレザークラフトアトリエで工房を利用でき、パスケースやサンダルなどを作るワークショップや革製品の販売、オリジナル革製品の製作や修理などを行っている。代表の小花(おばな)亮介さんとデザイナーの彩加さん夫妻が経営する。店内の内装などは夫妻で約1カ月かけて作った。

 亮介さんは北千住の「天神ワークス」で4年間修業した後、中目黒に出店した。店名の由来は「トラバイユはフランス語で仕事という意味がある。趣味で作ったものが仕事につながったら面白いとの思いも込められている」とも。

 ワークショップの「How to LC(ハウ トゥ レザークラフト)」では、革の素材についての説明や実際にパスケースを作るといった、革の知識から製品が完成するまでの流れを体験できる。レザーサンダルなど革の製作を学べるコースも用意する。

 亮介さんは「一度、ワークショップを体験してほしい。栃木レザーという革を使っているので、この講座で作ったものも、使い込むと『味』が出る。愛着を持って使うことができるので自分で作るなど革の楽しさを体験してほしい」と話す。

 工房利用は会員制で、大小の工具からミシンや革漉(かわす)き機などを自由に使うことができ、作り方なども相談できる。

 「革製品の愛用者を増やしていきたい。増えることによって、業界が良くなる」と亮介さん。「小学生でも誰でも製作できるような革製品もある。自分で作ったものを使う楽しさを感じてもらえれば」とも。彩加さんは「気軽に入れるような地域の人に愛されるお店にしたい」と意気込む。

 営業時間は11時~20時。火曜定休。

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