目黒通り沿いのリノベーションホテル「CLASKA(クラスカ)」(目黒区中央町1、TEL 03-3719-8121)で7月25日、屋上で映画鑑賞を行う「キノ・イグルー×CLASKAルーフトップシネマ 2016 vol.1」が始まった。
同ホテルの屋上で夏の夜空の下、映画を観覧する同企画は今年で8年目。カフェやギャラリー、美術館などさまざまな空間で世界各国の映画を上映する「移動映画館」として活動するユニット「Kino Iglu(キノ・イグルー)」と共同開催する。
今回の上映作品は「パレードへようこそ」(2015年)。物語は英国サッチャー政権下、境遇の違う人々をつないだ深い友情を実話に基づいて描く。
キノ・イグルーの有坂塁さんは「毎年テーマは屋上の開放感のある中でみんなが声を上げて楽しめるような作品を考えている。夏の始まりなので、勢いのある作品で笑って泣いて楽しんでいただければ。この映画は社会的メッセージも強いので、上映後でも少し考えてもらえれば」と話す。
上映前には恵比寿のカレー店が「骨付きチキンカレー」「フレッシュ生ハムプレート」などを販売する。
クラスカ広報の牛田実里さんは「都会の真ん中、屋上で見る映画は特別な体験。夏の思い出に足を運んでいただければ」と呼び掛ける。
料金は2,000円。今月27日まで。今後、8月15日・16日・17日に第2弾、8月29日・30日・31日に第3弾を行う予定。上映作品は未定。現在、ホームページで予約を受け付けている。