東京急行電鉄（渋谷区）と東京メトロ（台東区）が11月1日、共同開発する新施設「中目黒高架下」の開業日を11月22日にすると発表した。

南口改札正面イメージ

　東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺の高架下空間を約700メートルの直線にわたり開発する事業の一環。

　店舗は「中目黒のクリエイティブエンジン」をコンセプトにした「中目黒 蔦屋書店」、中目黒の人気店「水炊きしみず」などを手掛ける清水明さんがプロデュースする「鶏だしおでん さもん」、恵比寿で16年間のれんを守ってきた鉄板焼き店の姉妹店「鉄板焼 芯 立ち呑み屋」、長時間じっくりスモークしたアメリカンバーベキュースタイルの肉を目黒川に面したテラス席などで提供する「GOOD BARBEQUE」、「スープストックトーキョー」を運営するスマイルズ（同区）が新たに手掛ける、「窯焼き料理とお酒の店　ＰＡＶＩＬＩＯＮ（パビリオン）」のほか、新業態や関東初出店など、飲食店を含む28店舗が出店する予定。

　同施設の開発コンセプトは「SHARE（シェア）」。高架橋を個性あるさまざまな店舗がシェアし、時間や空間をシェアすることで「中目黒らしいカルチャーの発信地」を目指す。

　デザインコンセプトは「Roof Sharing（ルーフ・シェアリング）」とし、高架橋の下を各店舗それぞれの外装デザインで空間を演出する。目黒川沿いには店舗用のテラススペースを設け、人や街に開かれた空間にする予定という。