目黒川の全長約3.8キロにわたる区内沿道に3月25日、約4000個のぼんぼりが点灯した。主催は「目黒川を豊かな生活環境にする会」。
大橋から下目黒まで川沿いの両岸に約800本の桜(大部分がソメイヨシノ)が連なり、ぼんぼりが桜をともす。今年で29回目。
同会会長の追川幸之助さんは「ぼんぼりの募集は事前に各町会から呼び掛けてもらい、1個2,000円で参加してもらっている。個人名なども入れることもでき、孫の名前を入れる方も。いろいろな気持ちを込めている人が多い」と話す。
事前のぼんぼりの募集では「お子さんの誕生日祝い」「入園祝」「合格祝」「結婚記念」「金婚式記念」などが多かったという。
追川さんは「まちおこしの一環として毎年続けている。最近は目黒が人気の街になってきているので、目黒川の桜をもっと楽しんでいただければ。楽しみ方は上流の大橋から中目黒に向かうコースや、目黒駅・不動前駅から中目黒に向かうコースなどいろいろ」とも。
ライトアップは日没~21時。4月10日まで。