目黒川沿いの桜が現在、満開の見ごろを迎えている。
東京の開花宣言から1週間、同所では平日にもかかわらず、カップルや親子、外国人観光客など、連日多くの人でにぎわいを見せている。川沿いの池尻大橋から東急目黒線下の亀の甲橋(品川区)までの約3.8キロにおよぶ両岸には、約800本のソメイヨシノが連なっている。
3月9日から別所橋の桜を中心に観測をしている「めぐろ観光まちづくり協会」の開花情報によると、今月18日につぼみが色づき始め、23日に開花を確認。29日午後、満開となった。31日現在、強風の影響もあり散り始めているという。これからの時期は「桜吹雪」や「花いかだ」など、桜を楽しむこともできるという。
毎年見に来ているという30代主婦の2人組は「強風で散ってしまっているのが残念。もっと見ていたい。散ってしまうのがもったいないくらいキレイ」と笑顔を見せていた。