上目黒に8月1日、鳥焼き肉店「CHICKEN KITCHEN(チキンキッチン)」(目黒区上目黒2、TEL 03-5768-3601)がオープンし、9月30日までの期間限定で営業している。運営はSAMURAI(サムライ)(渋谷区)。
同店は「Beef Kitchen(ビーフキッチン)中目黒店」の7周年記念企画として、藤原ヒロシさんが手掛けるデザインプロジェクト「FRAGMENT DESIGN(フラグメントデザイン)」とコラボレーションし、鳥焼き肉をメーンとしたポップアップレストランを2カ月限定で開いたもの。
オーナーの大矢貴博さんが藤原さんの地元、三重県伊勢市でプライベートで食事をした際に「鳥焼き肉を東京でも表現できないか」と提案を受け実現した。他に藤原さんが行きつけという練馬の鳥料理店「鳥長」の指導を受けた鳥料理のメニューもそろえる。
マネジャーの米本洋平さんは「東京の人は鳥焼き肉を食べたことがない人がほとんど。みその見た目で味が濃いと思っている人が多いが、意外と食べやすい。若鳥、親鳥と食べ比べをしてもらいたい」と話す。
店内では、藤原さんがデザインしたメニュー表、Tシャツ、小皿、箸袋なども取り扱う。
米本さんは「当店の常連のお客さまはもとより、ヒロシさんの発信するSNSなど見てファッション関係者や食ブロガー、ファンの方に多く来店していただいている。そうした方面のお客さまが多いので、今回は特に影響力を感じている。他に海外ファンも多く来店するので英語メニューも用意した」と話す。
メニューは松阪の鳥焼き肉が「若鳥」(980円)、「親鳥」(890円)、「くび肉」(940円)、「内臓盛り合わせ」(980円)、「ぼんじり」(890円)など。他に、「伊勢たくあん」(380円)、「お福アイスMAC」(320円)など伊勢の名産もそろえる。
米本さんは「量も多いので、上品というよりワイワイにぎやかに食べる、そういう雰囲気を出していきたかった。ヒロシさんがデザインしたTシャツや小皿なども楽しんでいただければ」と来店を呼び掛ける。
営業終了後、来店者のうち希望者には、今回使われた藤原さんデザインの「小皿」を進呈するという。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~23時30分。