下目黒の目黒寄生虫館(目黒区下目黒4、TEL 03-3716-1264)で、9月5日、/6日、蚊やダニの特別講座「デング熱だけじゃない!蚊やダニから身を守ろう」、「血を吸うムシってどんなムシ?~蚊かやマダニのふしぎ~」が開かれる。
同講座は、今年5月よりから特別展示している「今年も蚊にはご用心!」にちなんだ同講座。今回で3回目となる。
5日は誰でも参加できる「デング熱だけじゃない!蚊やダニから身を守ろう」の講座。東京滋恵会医科大学教授の嘉糠洋陸(かぬかひろたか)さんを迎え招き、蚊やダニの生態、それらを媒体とする病気の話、伝染病を防ぐための方法などを講義する。6日は「血を吸うムシってどんなムシ?~蚊やマダニのふしぎ~」で親子での参加条件。東京滋恵会医科大学の助教授により、生きた蚊やダニを使った実験を通して通じて生態について説明する学ぶ。
同館研究員の巖城隆(いわきたかし)さんは、「伝染病のことについて危険から身を守る方法を学ぶ講座となっているが、身近にいる蚊やダニの生態も知ってもらいたい」と話す。
前回の講座では10代から70代までの幅広い年齢層が参加。中にはメモを取りながら熱心に受講している参加者の姿もあった。親子教室に参加した親子は、生きた蚊やダニの生態を見て、盛り上がっていた。
開館時間は10時~17時。入館無料(寄付金制)。休館は月曜と年末年始(月曜が祝日の場合は直近の平日が休館)。