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下目黒のギャラリーでジェームス・ボンド写真展 貴重なオフショットも

映画『007 ダイヤモンドは永遠に』 月面セットでバンカーショットを打つショーン・コネリー©Terry O’Neill

映画『007 ダイヤモンドは永遠に』 月面セットでバンカーショットを打つショーン・コネリー©Terry O’Neill

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 下目黒のギャラリー「Blitz Gallery(ブリッツ・ギャラリー)」(目黒区下目黒6、TEL 03-3714-0552)で1月8日、写真展「All About Bond(オール・アバウト・ボンド)」が始まった。

ギャラリー内の様子

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 イギリス出身の写真家テリー・オニールさんの個展。映画「007」の歴代ジェームス・ボンドやボンドガールを務めた役者の写真を集めた同展。オニールさんは過去にはビートルズやオードリー・ヘップバーン、エリザベス女王など各界の著名人の撮影など行う写真家。ギャラリーでは映画「007」のBGMと共に約30点の作品が並ぶ。

 店主の福川芳郎さんは「オニールさんは被写体との関係性を大切している。時には数カ月も同行して撮影をする。カメラの存在を意識させないようにすることが彼の流儀で、映画撮影中のオフショットなどは彼しか撮れない作品」と話す。

 展示されている作品は当時のフィルムをデジタルでフィルムを取り込み、スキャニング、出力する「ラムダプリント」という技術で印刷されている。これにより、写真を引き伸ばしたり、フィルムの痛みを修正したりでき、当時の撮影を再現することができる。「『ラムダプリント』は国内ではカラーでのプリントが一般的で、モノクロでの印刷は珍しい」と福川さん。

 福川さんは「約50年にわたり、映画『007』のポートレート写真を撮ってきたオニールさんにしか成し得ない作品。ボンドファンやアート写真ファンの皆さまにも楽しんでもらえる内容」と話す。

 開催時間は13時~18時。日曜・月曜休廊。2月6日まで。

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