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目黒通り・伊藤昭義美術館が1周年-海の中の色彩感を表現

広報担当の田中美貴子さん

広報担当の田中美貴子さん

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 目黒通りの伊東昭義美術館(目黒区目黒3、TEL 03-6451-2123)が現在、1周年記念展「龍宮の海」を開催している。

伊東昭義さんの作品

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 「ウミガメ」をテーマにした伊東昭義さんの写真を展示する同展。11月4日で1周年を迎えたのを記念して開いている。

 伊東さんの作品は、自身がダイバーとして海に潜り撮影した写真を独自の方法でアート作品にしたもの。特殊なコルトンと呼ばれるフィルムに背面からLED照明を当て、色彩を表現する方法で展示している。地下1階の展示室では透過光版による照明設備のあるコルトンルームを配置し、海中にいるかのような臨場感を味わえるよう工夫を施す。

 同館のコンセプトは、ウミガメが来館者を案内し、癒やしの光を浴びて帰還するというもの。屋上も開放しており、2つのフクロウのオブジェを見つけるとポストカードが進呈される。

 広報担当の田中美貴子さんは「来館者には普段の生活ではなかなか見ることのできない伊東の発見した海の中の美しい色彩を見ていただきたい。海の中にいるようなイメージで癒やされるのと同時に元気になってほしい」とも。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入場料は、大人=800円、大・高校生=600円、小中学生・65歳以上=400円、5歳以下無料。

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