目黒でまち歩きイベント 歌舞伎の題材になっている史跡巡りなど

もう一度、好きな男に会いたくて家に火をつけた八百屋お七の物語

もう一度、好きな男に会いたくて家に火をつけた八百屋お七の物語

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 地域の交流サロン「あとりえウィズユーリビング」(目黒区中央町1、TEL 03-6303-1371)主催によるまち歩きイベント「Meguroぶらり散歩」が5月26日、開催される。

明治33年に造られた林業試験場。「林試の森公園」にて 樹木と野鳥の観察をします。

 「地域の方々と共に暮らしの中の小さな楽しみをつくっていきたい」と話すのはアトリエオーナーの三橋清枝さん。1回目に選んだデーマは「目黒と歌舞伎」と「目黒の身近な自然」。

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 「めぐろと歌舞伎」では、吉原へ通う金の工面のために辻斬りを繰り返し死罪となった権八の後を追って命を絶った遊女小紫の物語で知られる「比翼塚」から、火事で家を焼かれ避難していた寺で出会い恋に落ちた吉三にもう一度会いたくて家に火をつけた八百屋お七の物語「大圓寺・お七の井戸」など歌舞伎の題材になっている男女の悲恋の物語の史跡を巡る。

 「江戸の参詣行楽地めぐろ」では、江戸時代、徳川幕府の保護を受けた参詣行楽地だった目黒。なでると願いがかなう成就石がある「成就院たこ薬師」と目黒不動尊瀧泉寺を見学予定。散歩の最後には鳥の繁殖期である「林試の森公園」に立ち寄りバードウオッチング。今回講師を務める青山学院大学非常勤講師で鳥類研究家の村井英紀さんは「その地域の緑の質を敏感に反映している野鳥(目黒区の鳥=シジュウカラ)の生態を勉強することで鳥を通して見えてくる自然がある」と話す。