西小山の保護猫シェルター「にゃんだん邸」(目黒区目黒本町5、TEL 03-5725-3922)が2周年を迎えた。ここでは、震災などさまざまな事情で孤児となってしまった猫と自由に触れ合うことができる。
愛玩動物飼養管理士で代表の氏家茜さんはNPOで犬の保護と里親探しの活動をしていたが、2年前に西小山で保護猫シェルターの運営と里親探し活動を始めた。現在、にゃんだん邸で暮らす猫は24匹。入場料や寄付などで猫の餌、医療費などを賄っている。一般からの電話や直接の依頼で猫を引き取り、猫の様子や支援物資のお願いなどは随時ツイッターで情報発信している。
現在は満杯のため新しい猫の受け入れができない状況。里親は随時募集中。今まで60匹の猫が卒業していった。
「夜8時までオープンしているので、仕事帰りに立ち寄ってくださる人もいる。お子さんも自由に猫と触れ合えるので、家でペットを飼いたいが飼えない人や猫好きの人なども気軽に猫と触れ合ってほしい」と氏家さん。
開館時間は12時~20時。火曜定休。入場料は、大人1時間=800円、小人1時間=400円(15分延長ごとに大人200円、小人100円)。