東急ストア(目黒区上目黒1)は11月1日、東芝テックが提供するレシートを電子化するサービス「スマートレシート」を東急ストア中目黒本店やプレッセ中目黒店(上目黒2)など全店で導入する。
スマートレシートは、会計時に通常は紙で提供される購入商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理・提供するシステム。利用客は、店舗での購買履歴(レシート)をスマートフォンアプリでいつでも見ることができ、これまでのように紙レシートの保管・管理をしなくても済むようにした。
開発した東芝テックは「紙のレシートを電子化することで環境に配慮したサービスであると同時に、お客さまとスタッフの接触機会の削減につながり、新型コロナウイルス感染リスクの軽減にも貢献する」としている。
東急ストアは、東急ストア・プレッセ全店(88店舗)で利用可能な東急グループのクレジットカード「TOKYU CARD」とポイントカード「TOKYU POINT CARD」をスマートレシートに事前連携し、来店時に利用客がこれらのカードを使うと自動的にレシートを電子化する。アプリ上の購入明細には、食料品、日用品などの費目別金額や、TOKYUポイントの情報も表示するなど利用客の利便性の向上につなげる。