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中目黒の郷さくら館で桜の日本画展 桜が散っても絵で楽しんで

館内の様子

館内の様子

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 中目黒近くの郷さくら美術館(目黒区上目黒1、TEL 03-3496-1771)2階・3階で現在、「桜花賞展」が開かれている。

縦が約170センチ、横340センチに目黒川の桜が描かれた日本画「櫻雲の目黒川」(中島千波)

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 今回が3回目となる同展。若手の日本画家30人が「桜」をテーマに描いた作品を、日本画家の中島千波さん、林潤一さんが審査し、7人に賞が贈られた。桜花賞大賞=「薫・乙姫桜」(押元一敏)、優秀賞=「桜鏡」(木下めいこ)、館長賞=「花あかりに」(谷中美佳子)、奨励賞は4人に贈られた。

 併せて、「桜百景Vol.1」も同館1階で展開。縦約170センチ、横340センチに目黒川の桜が描かれた日本画「櫻雲(おううん)の目黒川」(中島千波)や、「根尾・淡墨桜」(林潤一)など約17作品を展示する。

担当学芸員の林洸次さんは「当館の桜の作品をより多くの方に楽しんでいただきたい。『櫻雲の目黒川』は当館オープンを記念して中島先生に描いていただいたもの。スケール感を味わっていただければ」と話す。「桜が散っても楽しめる。日本画に親しんでいない方も、描かれた桜を見ていただければ」と来館を呼び掛ける。

 開館時間は10時~18時。月曜休館。入場料は一般=500円、シニア(70歳以上)=400円、大学生・高校生=300円、中学生=100円、小学生=無料。5月10日まで。

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