![ニール・ヤングの展示写真の前で店主の福川芳郎さん](https://images.keizai.biz/meguro_keizai/headline/1422010678_photo.jpg)
下目黒のギャラリー「Blitz Gallery(ブリッツ・ギャラリー)」(目黒区下目黒6、TEL 03-3714-0552)で1月23日、「ギスバート・ハイネコート写真展(70’s Rock Photography)」が始まった。
展示の作品「Lennon / Ono, London, 1971 ©Gijsbert Hanekroot」
オランダ在住の写真家ギスバート・ハイネコートの日本初個展となる同展。1969年から1983年まで、オランダや欧州諸国で音楽雑誌や新聞などのために撮影したロックやジャズのコンサートの写真作品を21点展示。作品は購入することができる。
写真に収められているのは、デヴィット・ボウイ、フレディー・マーキュリー、ジェリー・ガルシア、パティ・スミス、デビー・ハリー、ブライン・イーノ、ジョン・レノン、オノ・ヨーコ、ジェームス・ブラウン、ニール・ヤング、ボブ・マーリー、ブライアン・フェリー、エルトン・ジョン、キース・リチャーズ、ミッ ク・ジャガーなど。ライブやオフステージの様子が撮影されている。
写真集「ABBA...ZAPPA」の中から本人のベスト・セレクションで、「過去のネガを再解釈して」新たに制作されたデジタル・アーカイバル・プリントとなる。
店主の福川芳郎さんは「ハイネコートほど、あらゆるスタイルのミュージシャンを同じスタンスでエネルギッシュに撮っている人はいない。ミュージシャンを撮影した写真作品はどうしても写真家の作品でなく、被写体の写真になってしまう。写真家がどのような考えとスタンスでミュージシャンと接して写真撮影しているか。ハイネコートのロック写真はそのような珍しい作品群だ」と話す。
1月24日14時からは、ギャラリストによるフロア・レクチャーを開催する。「70年代の音楽が好きな方など気軽に来ていただきたい。目黒通りはインテリア雑貨店も多いので、立ち寄った際は家具と一緒にファインアートも気軽に楽しんでいただければ」と福川さん。
開催時間は13時~18時。月曜、日曜休廊。3月28日まで。