中目黒に丸焼きチキンの専門店「丸焼きチキン酒場Poulet d’Or（プーレドール）」（目黒区青葉台1、TEL 03-6416-4953）がオープンして1カ月がたった。運営はプラング（同区）。

店内の様子

　店舗面積は15坪。席数はカウンター席8席を含む22席。客席から見える位置にチキンの丸焼きに使うオーブンを設置し、回転しながら鶏肉が焼かれている様子を見ることもできる。

　一押しのメニューは「チキンの丸焼き」（一羽2,490円）。約1キログラムの鶏肉に下味をつけてオーブンで丸焼きにする。客からのオーダー後に焼き始めるため、焼き上がるまで約50分かかる。鶏肉は茨城県産のつくば鶏を使う。広報担当の北川勝也さんは「鶏の臭さもなく、とてもジューシー。食べ続けても飽きない味」と話す。

　メニューはほかに、「レバーパテ」（490円）、製法にこだわったサバの文化干しを使った「もの凄い鯖のニース風サラダ」（990円）、同社が経営するフレンチレストランの「広尾ル・プリュースのパテドカンパーニュ」（790円）など。ランチメニューは「チキンランチ」（2ピース～、1,000円～）、「チキンドリアランチ」（900円）、「ひき肉と玉ねぎのキーマ風カレーランチ」（800円）など。「フランスで修業したシェフが作っているサイドメニューもある。本格的な味を手軽な値段で楽しんでもらえる」と北川さん。

　ドリンクは「ビール」（レギュラー490円）、「シードル」（490円）や、たるに入ったワインの「たる生ワイン」（グラス590円～）など用意する。

　北川さんは「日本では、肉の塊を焼く文化があまりない。丸焼きでしか味わえない凝縮されたおいしさを味わってもらいたい。ナイフとフォークも用意しているが、ぜひ手づかみでそのまま食べてほしい」とも。

　営業時間は、ランチ＝11時30分～15時、ディナー＝18時～24時。