目黒区青葉台のギャラリー「VOILLD(ボイルド)」(東京都目黒区青葉台3、TEL 03-6416-3972)で2月5日から、個展「WHAT EVER」が開かれている。
東京近郊で活躍する作家の作品を集めて展示している同ギャラリー。同展はステレオテニスさんの作品を約18坪のギャラリースペースに29点のポスターと、古い雑誌にイラストをした作品11点を展示。
ステレオテニスさんは1980年代にインスパイアされ、グラフィックアートやイラストレーションを中心に、テキスタイルデザイン、フォトディレクション、映像表現などさまざまな作品を多く発表しているグラフィックデザイナー。拠点としている東京をはじめ、ニューヨーク、インド、香港へ訪れた際に感じた開放感やさまざまな価値観をヒントに新たに挑戦した手法を中心にした作品が並ぶ。
同ギャラリー代表の伊勢春日(はるひ)さんは「どこか見たことのある懐かしい感じと、新しい感じが混ざってすてきな作品を作っている。額に入れて展示してしまうと、質感が変わってしまうので、そのまま展示している。作家ごとに最善の展示方法をしている」と話す。
作品は全て新作で、展示スペースの横ではオリジナルグッズなども販売。そのほか、机やスケートボードなど非売品の作品も並ぶ。
同展の楽しみ方として、伊勢さんは「インターネットなどでグラフィックデザインは見慣れていると思うが生で見る楽しさを味わってもらいたい」とも。
開催時間は12時~20時(土曜・日曜は18時まで)。月曜・火曜休廊。入場無料。今月28日まで。