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東京都写真美術館で「原点を、永遠に-2018-」35歳までに撮影した写真家95人作品409点

1981年生まれの写真家アル・ラプコフスキーの作品「もっとレゴがほしい」

1981年生まれの写真家アル・ラプコフスキーの作品「もっとレゴがほしい」

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 東京都美術館(目黒区三田1)で3月24日、企画展「原点を、永遠に。-2018-」が始まった。清里フォトアートミュージアムの全収蔵作品の中から、写真家が35歳までに撮影した作品を紹介する。19世紀以降の海外の著名な写真家35人をはじめ、第二次世界大戦以後の日本を代表する31人、ヤング・ポートフォリオから厳選された29人の合計95人409点の写真を展示。

作品の前で小川直美さん(左)、綱 恭行さん(右)

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 ヤング・ポートフォリオとは、清里フォトアートミュージアムが1995年設立当時から35歳までの世界の若手写真家による優れた作品を、コレクションとして購入展示し支援する活動。35歳までであれば何度でも応募できる。

 事務長の小川直美さんは「若者の才能を後世に伝え、継続的に購入することにより、若い作家に勇気を与えていきたい。その中から将来、世界の巨匠と言われる作家が出てきてくれたら嬉しい」と話す。

 また会期中に展示替えを行い、同一作品を異なる順序で楽しめる。前期の4月15日までは、1886年から2016年までの作品を撮影年代順に展示。後期の5月13日までは、作家名をアルファベット順に展示。全く年代の違う写真が横に並ぶことにより多様性に富んだ個性ある展示をする。

 学芸員の綱 恭行さんは「今回の展示は誰の作品というわけではないので、短い歴史の中で、写真というのはこれだけバラエティーに富んでいる表現方法があるということを、なんのとらわれも無く観て楽しんでもらいたい」と話す。

 開催時間は10時~18時(木曜、金曜は20時まで)月曜休館(4月30日は開館)。入場料は無料。5月13日まで

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