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目黒駅前のヤザワミート直営店「焼肉稲田」がリニューアル ホルモン復活

今回のリニューアルで7年ぶりの復活となるホルモンメニュー。写真は「コプチャン」

今回のリニューアルで7年ぶりの復活となるホルモンメニュー。写真は「コプチャン」

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 目黒駅近くの焼き肉専門店「焼肉稲田」が10月8日、ホルモン・焼き肉専門店「焼肉ホルモン稲田」(品川区上大崎2、TEL 03-5447-2914)としてリニューアルオープンする。経営は精肉卸のヤザワミート(港区)。

【写真】テーブルのロースターで蒸し焼きにして仕上げる新メニュー「稲田焼き」

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 2008(平成20)年にホルモン専門店「ホルモン稲田」としてオープンした同店は、精肉卸ならではの「プロの目利き」で選んだ黒毛和牛の希少部位メニューが好評を得たことから2014(平成26)年、「焼肉稲田」としてリニューアル。専用厨房で調理する生食用ユッケなどの一品料理を提供する黒毛和牛焼き肉店として展開してきた。

 席数は旧店舗同様、個室21席を含む計42席。今回の再リニューアルについて、同社担当者は「コロナ禍で原点を見つめ直し、(オープン当初の看板商品である)ホルモン好きのお客さまからの復活を望む声が大きかったのがきっかけ。より鮮度の高いホルモンを提供していきたい」と話す。牛・豚のホルモンメニューのラインアップを強化し、従来の黒毛和牛焼き肉の「王道」「特選部位」メニューに加え、新定番メニューも投入する。

 ホルモンメニューは、「コプチャン」(1,100円)、「ミノサンド」(1,200円)などの牛ホルモン8種、「ナンコツ」(900円)、「ガツ」(1,100円)などの豚ホルモン4種の計12種を用意する。

 黒毛和牛焼き肉の「王道」メニューは、「ハラミ」(2,500円)、「厚切り極上タン」(3,600円)など。黒毛和牛の中でもごくわずかしか取れないという「本日の特選部位メニュー」は、牛リブロースの芯の部分・リブ芯のうす切り肉を重ねた「極上牛のミルフィーユ焼き(兵庫 神戸ビーフ)」(1枚=2,420円~)のほか、日替わりでカイノミやイチボなどの希少部位をそろえる。

 新定番メニューとして投入するのが、化学調味料不使用のカツオと昆布だしでホルモンの部位ごとに煮込んで仕上げた「名物 塩もつ煮込み」(800円)、その日に入荷した日替わりホルモン数種類とうま味の強い和牛肩ロース部分、たっぷりの野菜を特製ダレで蒸し焼きにして食べる「稲田焼き」(2~3人前、4,000円)、通常は輪切りで提供する牛タンを、タン元からタン中へ向かってスライスカットして提供する数量限定「牛タンしゃぶ」(1枚1,200円)など。

 アルコールメニューは各種そろえるが、日本ソムリエ協会(JSA)認定ソムリエ資格も持つ小柴貴弘店長が考えているのが、ワインとホルモンのペアリングでマリアージュならぬ「ホルアージュ」。「ワインに合うホルモンの部位、食感、味わいも提案できたら」。

 「これまで培ってきた技術と仕入れ力で提供するおいしいホルモンと焼き肉で、コロナ禍の中でも元気を発信していきたい」と意気込む。リニューアルオープンを記念し、同日から3日間限定でキャンペーンも行う。

 営業時間は17時~23時。現在、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた取り組みとして、営業時間を21時までに短縮している。土曜・日曜・祝日はランチ営業(11時30分~14時30分)も行う。

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