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上目黒の鮮魚店で福井の「地方創生福袋」販売 三国港の水産物をPR

福袋で販売される鮮魚

福袋で販売される鮮魚

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 上目黒の「sakana bacca(サカナバッカ)」(目黒区上目黒2、TEL 03-6712-2121)で4月28日、「北陸福井の味覚フェア」が始まった。運営はフーディソン。

福袋を求める列

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 福井県の地方創生の一環として行われ、魚介類は三国港から同店へ直送される。「地方創生福袋」として販売される鮮魚は、生の甘えびが35尾入ったセットや、メバル1尾と甘えびが9尾入ったセット、日替わりの詰め合わせなど7種類を用意。地方創生交付金を活用して価格の4割を助成し、1袋1,000円で販売する(1人5袋まで)。

 坂井市役所秘書広報課主査の上田純子さんは、「直接築地に運ぶルートがなく、一回金沢に持ち込んでからでないと送れなかった。鮮度の大事な魚でも、1日ロスし鮮度が落ちてしまう。やっと東京に着いたときには、その日のうちに消費しないといけないという状態」と説明。「でも今回、新鮮なおいしい間に、しかも長く食べていただける。この機会にたくさんの方に食べてもらいたい」と呼び掛ける。「北陸新幹線が金沢まで開通したので、金沢から坂井市の方に足を延ばしてもらいたい。近くなった坂井市のおいしいものを知ってもらいたい」とも。

 初日は多くの人でにぎわい、福袋を求める行列ができていた。同日は甘えびの試食会も行われ、先着300人に焼き甘えびと、甘えびのみそ汁が振る舞われた。

 上田さんは「今回のフェアをきっかけに販路拡大も期待している。三国の漁業にも勢いと元気をつけたい」と意気込む。

 営業時間は10時~20時。同フェアは5月27日まで。

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