ピンタレスト・ジャパン(目黒区青葉台3)が4月14日、中目黒に新オフィスを開設した。
写真の共有ウェブサイト「ピンタレスト」は、写真を投稿(ピン)し共有するサービス。料理やスポーツ、ファッションなど気になる項目を探し、そこから自分に合った写真を見つけると、リンク先のページで情報を得ることができる。
同社は米国本社のエンジニアとデザイナー5人による混合チームで日本に合う新機能の開発を行う。他に岩手のデザイナー集合体「TOKYO ニューエイジ」とコラボレートしている。
本社エンジニアリング部長のマイケル・ロップさんは「日本は可能性が大きく、世界でも非常に大事な市場。日本のユーザーの使い方やニーズをダイレクトに感じることで成果を出したい」と話す。
同社の定国直樹社長は「カジュアルな雰囲気な中にも最新トレンドの空気感が漂い、さまざまなクリエーターが集う街に新オフィスを構えた。新しさだけでなく時を経て築き上げられた温かみがあり、地元のコミュニティーも存在する点がとても気に入っている。インスピレーションと仲間を大切にしていく弊社にとって非常に相性が良く、新しくクリエーティブな発信をしていくのにふさわしい場所だと実感している」と話す。
ピンタレスト社は2010年にサンフランシスコで創設され、世界で7000万人が利用している。
「ピンタレストは未来発見ツール。インターネットだけでなく、リアルな生活で自分を発見、発展させるためのサービス」とも。