下目黒の五百羅漢寺(目黒区下目黒3)で2月3日、毎年恒例の節分会(せつぶんえ)と豆まきが行われた。
同イベントは1982(昭和57)年より開始され、今年で34回目となる。年役(としやく)と呼ばれる年男年女や有名人ら41人の参加者は厄よけの法要を済ませた後、特設舞台から約400人の来場者へ豆をまいた。
豆まきには元プロボクサーのファイティング原田さん、女優の東てる美さん、ザ・ドリフターズの仲本工事さん夫婦や、24年間毎年参加しているタレントの山田たかおさんらが参加。山田さんは「今年は還暦のおはらいも兼ねて参加した。毎年参加しているので、もうすっかりなじんだ。毎年ここに来ると落ち着く」と話した。
今年は約60キログラムの豆が用意された。投げられた豆の袋には当たりも入っており、景品は日本酒やお菓子の詰め合わせ、作務衣(さむえ)など50種類が用意された。
目黒で働く女性は「昨年、他の寺院で節分会に参加し、とても楽しかったので今年も来た」と笑顔を見せた。