祐天寺に浮輪鍋やちりとり鍋、ジンギスカンなどを提供する鍋料理専店「赤丸」(目黒区祐天寺 2、TEL 03-6303-4577)がオープンして1カ月がたった。
店舗面積は約10坪。席数はカウンター席4席を含む18席。中目黒で居酒屋を10年続ける「赤〇(まる)」(目黒区上目黒3)が経営する。「酒を飲みながらつまめる鍋」をコンセプトとし、浮輪鍋、ちりとり鍋やジンギスカンなど提供する。
浮輪鍋とは中心にくぼみがあり、鍋ぶちが大きく広がった形の鍋。鍋ぶちに野菜や肉をのせ、中心のくぼみにダシを入れて具材をしゃぶしゃぶして食べる。同店では宮崎県産霧島豚を使い、ダシには約12時間煮込んだ牛コツスープを使う。
メニューは「浮輪鍋」(1人前=1,800円)、「ちりとり鍋」(同=980円)、「成吉思汗(ジンギスカン)鍋」(同=1,500円)のほか、店内で締めているという締めさばの「さば押しずし」(1,500円)や、牛のほほ肉を使った「牛ツラミステーキ」(100グラム=980円)なども提供する。
ドリンクは、サワー各種(380円~)、焼酎各種(480円~)、グラスワイン(赤・白500円~)のほか、世界のクラフトビールも多く取り扱う。店長の小野孝太郎さんは「クラフトビールが好きで、おいしさを知ってもらいたいと思い始めた。IPAやトラピスト系のビールも多く取り扱うので、ぜひ味わってもらいたい」と話す。ビールは「Duvel(デュヴェル)」(900円)、「Rochefort(ロッシュフォール)」(1,000円)など約20種類のクラフトビールのほか、「サッポロ生ビール」(500円)、「エビス中瓶」(750円)も取りそろえる。
小野さんは「おいしい鍋をつまみながらいろいろなビールを味わってもらいたい。お気に入りのビールを探す手伝いができれば」と話す。「ランチでは、牛コツスープを使ったうどんも提供している。気軽に来店してほしい」と呼び掛ける。
営業時間は、平日はランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~翌1時(土曜・日曜は15時~翌1時)。月曜定休。