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ホテル雅叙園東京で「猫都のアイドル展」 百段階段で猫アート作品展示

猫の鳥獣戯画

猫の鳥獣戯画

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 総勢29人のアーティストによる猫アートを展示する「猫都のアイドル展at百段階段」が4月26日、ホテル雅叙園東京(目黒区下目黒1)で始まった。

恋する大相撲 目黒場所

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 東京都指定有形文化財「百段階段」の意匠を凝らした7つの部屋に、平安・江戸・昭和・平成それぞれの時代を象徴するアイドル×猫アートを展示する。2.5メートルにも及ぶ羊毛アートや絵画、立体造形、陶芸など多彩なラインアップとなっている。

 「十畝の間」では羊毛作家・佐藤法雪さんによる、漫画家・赤塚不二夫さんの愛猫で「バンザイする猫」として有名だった菊千代が2.5メートルの大きさで出迎える。

「漁樵の間」では造形作家・小澤康麿さんが、国宝「鳥獣戯画」を全て猫で表現し、色鉛筆の猫絵師目羅健嗣さんが、浮世絵や錦絵を題材に猫をアイドルに見立てた浮世絵風作品の新作約20点を展示する。

 その他、「静水の間」は創作人形作家・石渡いくよさんが源氏物語の名場面を猫で表現し、「清方の間」では「恋する大相撲!目黒場所」をテーマに、陶芸家・水谷満さんとQ工房による刺しゅう化粧まわしが見られる。

 「星光の間」では、人形作家・あべ夏さんが自分の愛するアーティストを「猫耳ドール」化し、イラストレーター・おおやぎえいこさんは、70年代洋楽ロック、ジャズの名盤から昭和のアイドル歌謡まで、レコードジャケットを猫で表現している。燐票(=マッチ箱のラベル)収集家・加藤豊さんのコレクションの中から猫がデザインされたレトロなマッチラベルを展示している。

 「頂上の間」では、もりわじんさん作「おみくじ猫百覧会」を開催。ユニークな福猫100種を一堂に展示し、中央には「おみくじ猫大明神」が鎮座。来場者参加型の作品で、1~100番の猫みくじを引き、出た番号の福猫が守り猫となる。守り猫カードは別途200円で頒布。

 開催時間は10時~17時(金曜・土曜・日曜・祝日が20時まで)。入場料は、当日=1,600円、館内前売り=1,100円ほか。5月19日まで。

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